財産は無いという家ほど相続で揉める?

よく「うちは、揉めるほどの財産は無いよ!」こんな話を聞きます。

そう言う家ほど相続で揉めやすいんです。

揉めやすい例としては、住居と少額のお金の相続財産を兄弟で分配する場合です。

良くあるパターンで長男が同居していて

お嫁さんが介護で苦労する。

遺産分割協議になって、長男は家の相続を望み

他の兄弟に貯金となりるパターンが多いと思います。

例えば家が2,000万円、貯金が1千万円、兄弟が3人の場合

法定相続分は1/3、1千万円づつです。

俺は長男だから家を貰う、お前達は500万円づつ

昔ならいざ知らず、兄弟の相続割合は一緒だろう

1000万円づつくれと言われても

家は分けるわけにはいかず

長男に資力があれば別ですが、困ってしまいますね!

特に介護で犠牲になったお嫁さんは

私たちの苦労も知らずにとなります。

こんなもめ事がそこら中で起こっています。

遺言を残すことでそんなもめ事をなくしませんか?

遺言で家は長男、その他は500万円づつとすれば

遺留分も侵害しません。

介護に苦労をかけたお嫁さんの話も盛り込み

他の兄弟にその実情を書いて、堪えてくれと書き残すべきでしょう!


行政書士 阿部 竜三 事務所 0858-33-5503

鳥取県倉吉市の行政書士事務所です。 相続、遺言、成年後見、各種申請のお手伝いをさせていただきます。

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