厚生労働省が発表していて被保護世带数の年次推移を見ると昭和30年に200万人を超えていた生活保護受給者数は、概ね右下がりで推移し、平成4年には60万人を下回っています。
その後、バブル崩壊後の失われた20年で増加に転じ、平成27年220万人に。
平成27年以降は右下がりとなり令和元年度には203万人余に減少している。
ただし、保護率で見ると昭和30年は2.42%、令和3年11月は1,6%と減少している。
その中で高齢化社会の進行とともに高齢世帯での受給が増え、平成7年では約30万人だったのが、令和2年には105万人余に増えている。
反対に若年層は平成24年頃から減少傾向となっています。
高齢者の受給者が増えたのは高齢化とともに各種負担が増えたことも一因かもしれません。
全体の割合ですと高齢者世帯は平成10年45%→55%と増え、母子家庭8%→4%、障害者・傷病者世帯40%→25%と減少、その他の世帯7%→15%となっています。
社会になじめない等の理由で就労出来ない人が増えているんでしょうか?
いずれにしても高齢化の進展によって、今後も生活保護世帯が増えていくのは間違いなく、申請などへの支援も必要だろうと思います。
ちなみに鳥取県の現状は全国同様に平成27年5,630人をピークに減少し、令和癌田土には5,483人となっています。
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