フィリピン現地妻との間の子ども

フィリピンには日本人とフィリピン人との間のハーフが3~10万人いると言われています。

フィリピンに出向を命じられ単身赴任して現地人と結婚して、子を成しても、フィリピン

人の妻子を捨てて日本に帰国し、何食わぬ顔でいる男性も存在しています。

そんな人の話です。

その人は小学校に上がる前に来日。

高校を出て就職し、日本人と結婚して子どもが二人。

帰化しようとして仲間の行政書士に依頼。

日本人のお父さんは日本での配偶者と成人した子どもがいて、その人の認知はしておらず、

今後もする気は無いが、帰化のためのお金は出してあげるとか。

帰化のためには両親の結婚証明書が必要でフィリピンから取り寄せ

日本の連絡先に法務局から問合せの電話もして欲しくない。(妻子にバレたら困る。)

結局、帰化は認められました。

その人にお母さん、その子と一緒に来日して、別の日本人と結婚しています。

父母とも日本では別の人と結婚し、フィリピンでは夫婦のまま。

カトリックのフィリピンでは離婚は難しい。

そのお母さん、日本人との国際結婚の際は独身証明がいるはず。

日本と違って戸籍の無い国がほとんど、

大使館に行って、独身ですと宣誓して証明してもらい

それをお付けて日本で結婚している。

今後、フィリピンを始め、東南アジアでのこういうハーフの子どもの国籍について

外交的な問題とならないのかと思える事案でした。

行政書士 阿部 竜三 事務所 0858-33-5503

鳥取県倉吉市の行政書士事務所です。 相続、遺言、成年後見、各種申請のお手伝いをさせていただきます。

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