相続税の合計課税価格階級別の課税状況を財務省が発表しています。
令和元年度では
課税価格階級 件数割合 平均納税額(万円) 納付割合 負担割合
5千万円未満 9.8% 59 0.3% 1.3%
~1億円 50.8% 256 7.6% 3.6%
~2億円 25.9% 1,160 17.5% 8.5%
~3億円 6.7% 3,206 12.6% 13.3%
~5億円 4.1% 6,784 16.0% 18.0%
~7億円 1.2% 13,132 9.5% 22.5%
~10億円 0.7% 20,611 8.7% 25.0%
~20億円 0.6% 37,359 11.4% 28.2%
~100億円 0.1% 107,041 10.4% 33.3%
100億円超 0.1% 688,006 6.0% 24.9%
課税価格 2億円未満の件数が86.5%、納付割合は25.4%
以上 13.5% 74.6%
相続税は、全死亡者の8.6%で発生し
そのうちの13.5%の方が74.6%を負担しています。
おもしろいのが負担割合です。
課税価格5千万円未満の負担割合が1.3%
課税価格があがると段々と負担割合が高くなり
20~100億円で33.3%ですが
100億円超では24.9%と下がっています。
累進課税の一番高い税率のあり方の問題なんでしょうが、セレブの中のセレブ
日本の最も豊かな方には優しい制度になっているのかもしれません。
0コメント