鳥取県倉吉の打吹公園に大正天皇が皇太子時代に行幸された際に宿舎とされた飛龍閣という
建物がある。
飛龍閣の庭に大王松の巨木があり、鳥取県の名木百選に選ばれている。
石碑があり式部職次官伊藤公爵手植松、明治43年(1910年)7月13にとある。
伊藤博邦公爵、伊藤博文公の養子であり、何らかの用務で倉吉に来られ植えたのか、
113年生の大木である。
大王松は北米原産で松くい虫に強い樹種である。
(松くい虫の原因であるマツノザイセンチュウは北米原産なので耐性があります。)
2018年にこの大王松の診断を行いましたが、樹勢良好でした。
大王松に限らず、北米原産の松テーダマツ、スラッシュマツ、リキダマツ等は松くい虫に耐
性があるので林業用に活用されても良いのかもしれません。
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