認知症の方の金融資産が全金融資産の1割に

高齢社会白書

第2節 高齢期の暮らしの動向

1 就業・所得

 これの4枚目、18ページに世代別金融資産分布状況が載っています。

 高齢者の持つ金融資産がだんだんと増え、令和元年には60歳以上の

 高齢者の持つ金融資産が全金融資産の63.5%にまでなっています。

 一方、65歳以上の高齢者の約2割が認知症になっていると言われています。

 そうすると全体の金融資産のうち約1割が認知症の方の資産ということになります。

 認知症になると金融資産が凍結されるか、成年後見人等が必要最低限の支出をする

のみとなります。

 全金融資産の1割、この割合はますます大きくなっていくと思います。

 日本経済にとって、大変な課題の一つになるのではと思っています。



行政書士 阿部 竜三 事務所 0858-33-5503

鳥取県倉吉市の行政書士事務所です。 相続、遺言、成年後見、各種申請のお手伝いをさせていただきます。

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